テレワークが突然始まって、「何を着たらよいのだろうか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、画面の向こう側にいる仕事相手に好印象を与えながらも、在宅勤務だからできるちょっと緊張感がほぐれたような服装についてご紹介していきます。
▼スーツ屋が職場でカッコいいTシャツを本気で考えました。
1. テレワークとは?
日々、口にもするし・耳にもするし・目にもする「テレワーク」。とにかくあらゆるところでこのキーワードが使われていますね。厚生労働省が定めるテレワークの定義では・・・
テレワークとは「情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」のこと。Tel(離れて)とWork(仕事)を組み合わせた造語です。要するに本拠地のオフィスから離れた場所で、ICTをつかって仕事をすることです。テレワークは働く場所で分けると、
・自宅で働く在宅勤務
・移動中や出先で働くモバイル勤務
・本拠地以外の施設で働くサテライトオフィス勤務
があります。
出典:テレワーク総合ポータルサイト
この3つの中で働く場所として、自宅で働く在宅勤務を選択している方が多いのではないでしょうか?
2. 在宅勤務だから部屋着でOK?
「オフ(プライベート)」と「オン(ビジネス)」をしっかり切り替えるために、部屋着からビジネスウエアに着替えましょう!
ビジネスウエア姿になることで、自分の気持ちを切り替えられるだけでなく、一緒に暮らす家族に対しても「仕事モード」がアピールできるはずです。これならきっと、「子:遊んでぇ~遊んでぇ~」「父:お仕事中だからもう少し待っててねー」という心苦しいシーンも少なくなるかもしれませんね。
また、この在宅勤務中に、Zoom会議やMeet会議など「テレカン(teleconference)」を行う機会が多いことでしょう。部屋着のままテレビ会議に参加した場合、画面の向こう側にいる仕事相手は、どのような印象を持つでしょうか?? おそらく好印象は得られません・・・
相手を不快にさせない清潔感のある服装をすることは、仕事をする上での最低限のマナーです。
3. テレビ会議でも好印象が得られるメンズアイテム
胸から上に注目が集中するテレビ会議。好印象が得られるようなトップスを中心にご紹介します。オフィス内で感じていた緊張をほぐしてくれるような、在宅勤務ならではのリラックス感も忘れずに!
3-1. シャツ
襟羽のないバンドカラーでも、キリっとした印象に。
好印象が得られるトップスの第一候補はシャツ。襟付き&前開き仕様なだけで、かっちり度・きっちり度がぐんと上がります。
スーツに合わせているドレスシャツよりも、気張った感じにならないカジュアルシャツの方がおすすめ。より軽やかな雰囲気にするなら襟羽のないバンドカラー(スタンドカラー)にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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3-2. ポロシャツ
いつもの落ち着いた色よりも、鮮やかな色の方がテレビ会議映えします!
ボタン開きのないスキッパータイプ。ちょっとリラックス感のあるパイル生地も◎
クールビズでもお馴染みのポロシャツも◎ シャツの前開きを省いていますが、襟付きは健在で、キレイめな印象で着こなせます。スポーツウエア出身のポロシャツなのですが、その活動的なイメージゆえ、在宅ワークでも仕事へのアクティブさが伝わりそうですね。
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3-3. Tシャツ
ヨレヨレ・シワシワは絶対NG! クリーンなTシャツを選びましょう。
Tシャツ見えする半袖ニット。着心地は楽なのにキレイめに見えるのはテレワークにもってこい!
リラックス感を重視するならTシャツが一番! ただし、見た目はかなりカジュアルな印象になってしまいます。それだけに、ヨレヨレ・シワシワは絶対禁物! お手入れは十分に行ってください。また、デスクワークの際は問題ありませんが、きちんと感を出したいテレビ会議には、ジャケットを羽織って臨んだ方が良いでしょう。
Tシャツと似ているアイテムとして、半袖ニットもおすすめ。Tシャツよりも大人っぽくきれいめに着こなせる隠れた名アイテムです。
3-4. 軽いジャケット
ストレッチ性が高くて、さらっと軽く羽織れる「ジャージージャケット」。
カーディガンよりきれいめにジャケットよりリラックスして着られる「ニットジャケット」。
シャツでも、ポロシャツでも、Tシャツでも、1枚着だとなんだかカジュアル過ぎやしないか・・・と感じる場合は、ジャケットを用意しておきましょう。テレワーク中、常に着用している必要はありませんが、テレビ会議前にさらっと羽織れるように仕事場所の付近に準備しておくと便利です。
スーツの上着のようなカッチリしたジャケットではなく、ストレッチ性が効いていて軽く羽織れるジャージージャケットや、カーディガンに襟を付けたようなニットジャケットがおすすめです。
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3-5. ワンポイントの味付け
Zoom会議やMeet会議の画面に映る自分の姿をみて、なんだか「パッとしないなー」「影うすいなー」と感じたことありませんか? ビジネス定番色である、ホワイト、ブラック、グレー、ネイビー、ブルーなどは、白っぽい色は顔が白飛びしてしまう、暗い色は顔色が悪く見えることがあります。いつものビジネスウエアなら敬遠しがちな、グリーン、イエロー、レッド、ピンク、オレンジなど鮮やかなカラーや柄物にチャレンジしてみませんか? PCの画面映えを狙うなら、少々華やかくらいがちょうどよかったりもしますよ!
また、テレビ会議では、上半身に視線が集中するので、胸から上、首周りにワンポイントあると、キリっと引き締まります。例えば、クレリックシャツ、襟ぐりの切り替えデザイン、シャツの重ね着、ネッカーチーフ、ポケットチーフなどです。
(左)Tシャツにジレを前開きで。 (右)Tシャツにカーディガンを前開きで。
ジャケットは大げさすぎるが、何かレイヤード(重ね着)したいときに使えるのがジレやカーディガン。フロントのボタンは、きっちり閉じて着るよりも、開いてラフに羽織る方がリラックス感がアップします。
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4. 服装だけでなく身だしなみも大切!
服装はバッチリ決まっても、身だしなみがきちんと整っていなければせっかくの「清潔感」が台無しです。特にビデオ会議の時は、顔から胸あたりまでしか映らないため、いつも以上に細かな部分が目に留まります。例えば、、、
・髪型
寝癖がついたままではないですか? なかなか散髪には行けないかもしれませんが、外出しても恥ずかしくない程度に軽くスタイリングして、髪型を整えておきましょう。
・ひげ
ちょっと伸びてるけどまぁーいっか…と、油断してませんか? 画面にしっかり映っています。ひげ伸び放題はNGです。きちんと整えましょう。
・メガネの汚れ
指紋だらけで曇ったままのメガネをかけていませんか? 画面に映るとレンズが反射してしまい、清潔さに欠けます。汚れも視界もクリアにしておきましょう。
つまり、歯磨き、洗顔、スキンケア、髭そり、髪のスタイリング、着替えなどなど・・・いつテレビ会議が始まっても恥ずかしくないように、いつも通り朝の身支度を整えておきましょう。
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5. まとめ
テレワーク(在宅勤務)の服装については、
・在宅勤務であっても、部屋着からビジネスウエアに着替える。
・朝の身支度はきちんと整える。
・シャツ、ポロシャツ、Tシャツに、ジャケットを軽く羽織るスタイルが基本。
・襟元や胸元にワンポイントつけて華やかに。
を意識すると、快適に乗り切れることでしょう! ぜひお試しください。
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