スーツの臭いや汚れが気になった時に、自宅で簡単に洗濯できるのが「洗えるスーツ(ウォッシャブルスーツ)」。
クリーニングに出す手間もお金も節約できるビジネスマンの強い味方ですが、
「欲しいけどどうやって選ぶべき?」「本当に簡単に洗える?」といった疑問を持っている方も多いはず。
そこでこの記事では、下の内容を中心に分かりやすく解説します。
※赤文字クリックで紹介欄にジャンプします
是非参考にしてみてください!
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1. おすすめの「洗えるスーツ」12選
まずは、今すぐ洗えるスーツを買いたい!という方へ向けて、おすすめの洗えるスーツを計12着ご紹介!
下の2つを、それぞれ6着ずつ紹介しています。参考にしてみてくださいね。
①とにかくお得!コスパ抜群の「洗えるスーツ」
②長持ちするから実はお得!スペアパンツ付きの「ツーパンツスーツ」
①とにかくお得!コスパ抜群の「洗えるスーツ」
洗えるスーツで多く使用される素材は「ポリエステル」。
ウールをはじめとするデリケートな天然素材に比べ、丈夫なうえに低価格でコスパ抜群です◎
天気が悪い日や汗をかきそうな日、沢山動く日にも気兼ねなく使えるので、一着あると何かと重宝しますよ。
日常使いするスーツとしてはもちろん、普段はウールのスーツを着ている方のセカンドスーツにもぴったりです!
◆おすすめのコスパ抜群洗えるスーツ
②長持ちするから実はお得!スペアパンツ付きの「ツーパンツスーツ」
ツーパンツスーツは、2本のパンツを交互に穿くことで着用ダメージが軽減。結果としてスーツ自体を長持ちさせることができますよ◎
その他にも、1本をクールビズの単品スラックスとして代用するなど活用方法は様々。
ガシガシ使っていけるのが何よりの魅力です。
1本が傷んでしまっても、スペアがあれば安心ですね◎
◆おすすめのスペアパンツ付き洗えるスーツ
番外編. 洗濯後のアイロン不要!「ノンアイロンシャツ」
洗えるスーツとあわせて用意したいのが、洗濯後のアイロンがけが不要な「ノンアイロンシャツ」。
面倒なアイロンがけから解放されるだけで、洗濯のストレスを大幅に軽減できますよ◎
◆おすすめのノンアイロンシャツ
【左図】ノンアイロンシャツ
(TB4NB009-AB/ホワイト)¥5,390
何枚あっても嬉しいシンプルな白シャツ。伸縮性や防シワ性も◎
【右図】ノンアイロンシャツ
(TB5NO119-BB/サックスブルー)¥6,490
爽快なサックスブルーなら好感度アップを狙える
2. おすすめの「洗えるスーツが買えるお店」
洗えるスーツを多く取り扱っているのは「スーツ専門店」。その中でも、具体的にはどこのお店が良いの?という方には、SUIT SQUAREをおすすめします◎
SUIT SQUAREは、THE SUIT COMPANYから生まれ変わった複合型コンセプトストア。
UNIVERSAL LANGUAGEをはじめとした4つのブランドが楽しめ、スーツはもちろん、ビジネスウェアを中心に幅広いアイテムを取り扱っています。
洗えるスーツに関しても品揃えが豊富!デザインと機能性を両立しつつもリーズナブルな、コスパの良い洗えるスーツを購入することができますよ。
また、こちらのお店は紳士服業界大手・洋服の青山と同じ会社なので、品質も確かです◎
洗えるスーツは、スーツ専門店のほかにこれらの場所で購入できる場合が多いです。
・総合スーパー
・ファッションブランド
・デパート
・ネット通販
「=スーツを販売している場所」という考え方で基本的には問題ありませんが、品揃えが多く、専門知識のある店員さんにおすすめやサイズ感を相談できるという観点から、スーツ専門店がおすすめですよ◎
3. 「洗えるスーツ」はこんなスーツ
ここからは、洗えるスーツについて知りたい!という方に向けてこちらの内容を解説していきます。
・洗えるスーツの特徴
・なぜ普通のスーツは洗濯機で洗えないのか
3-1. 洗えるスーツの特徴
洗えるスーツとは、その名の通り、手洗いやご家庭の洗濯機での水洗いが可能なスーツのこと。
商品によっては「ウォッシャブルスーツ」や「ウォッシャブル」と記載されていることもありますよ。
具体的な特徴はこちら。
- ポリエステル素材を使用しているものが多い
- 縫製が通常のスーツよりもしっかりしているものが多い
これらによって、スーツの耐久性が高まり、水に濡れても型崩れしにくく洗濯が可能になるというわけです。
最近では、特殊な加工によりウールが50%配合されているけど洗える、といったスーツも出てきていますよ。
ちなみに、クリースライン(パンツの正面の折り目)は、洗った際に取れにくいように比較的しっかりとくせ付けされている場合が多いです。
また、洗えるスーツとそうでないスーツを見極めるポイントになるのは洗濯表示。
そのスーツに合った洗濯方法やアイロンの温度などが記載されているのですが、中でも、家庭洗濯について表現している「桶のマーク」に注目しましょう。
『消費者庁/新しい洗濯表示』より引用
桶のマークの中に×や手のマーク、「手洗イ」の文字(※)がなければ、洗濯機で洗うことができますよ。
洗濯表示は、スーツの胸ポケットや、パンツの後ろポケットに縫い付けられているタグに記載されている場合が多いです。確認してみましょう。
※「手洗イ」の文字は旧洗濯表示
注意しておきたいのが、洗う頻度。
スーツを洗う頻度は、基本的に1シーズンに2~3回程度、汗をかく夏は月に1~2回を目安にしましょう。
着るたびに毎回洗ってしまうと、繊維が傷み、寿命を縮めてしまう恐れがあります。
3-2. なぜ普通のスーツは洗濯機で洗えないのか
普通のスーツ(家庭洗濯不可のスーツ)が洗濯機で洗えない理由は生地にあります。
スーツの生地は、ウールやキュプラ(上着の裏地で使われるコットン素材)といった天然素材が多く配合されているのが一般的ですが、これらの素材はとてもデリケート。
- 吸水性に優れており、多くの水分を吸水し縮む
- 乾燥後、きれいに元に戻らずシワになる
- 多く水分を吸水すると、柔らかな風合いを失う
このような特徴から、ご家庭で洗濯するとシワ、型崩れ、縮み、色落ちが発生し、最悪の場合もうスーツが着られなくなってしまうことも。
そのため、普通のスーツを洗う際は必ずクリーニングに出す必要があるのです。
4. 【動画・画像付き】洗えるスーツの洗濯方法
ここからは、洗えるスーツの洗い方の手順を、【動画・画像付き】で詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
▼動画で確認したい方はこちら
TSD編集部員が、実際に洗えるスーツを洗いました!
今回は、その時の画像をもとに解説していきます
4-1. 用意するもの
スーツを洗う前に用意しておきたいのは、こちらの4点です。
- 肩に厚みのあるハンガー
- スラックスハンガー
- 中性洗剤(おしゃれ着洗剤)
- 大き目の洗濯ネット
肩に厚みのあるハンガーを使うと、立体的にきれいに乾きます。
持っていない場合は、タオルをハンガーの肩の部分に巻いて太さを出すといいですよ◎
4-2. 洗濯方法
洗う前に押さえておきたいポイントはこちらの2つ。
・上下セットで洗う
→別で洗ってしまうと、洗濯回数の違いで色味に差がでてしまう場合があります。
・畳んで洗濯ネットに入れてから洗う
→これだけで洗濯後のシワが軽減されます。
それでは洗っていきましょう!
▼1.スーツを畳んで洗濯ネットへ
※画像をスライドすると畳み方の詳細が確認できます
▼2.洗濯方法
洗濯機で洗う際、以下の4つのポイントに注意しましょう。
- 水温は30℃以下
- 洗濯コースは「弱」「手洗い」「ソフト」など
- 脱水は短く1分程度
- 乾燥機能を使用しない
脱水時間を短く、少し濡れた状態で干すと、重みでシワが伸びます。
洗濯ジワが軽減されますので、脱水時間は短めを心掛けましょう。
▼3.乾燥方法と干し方
干す際は、直射日光が当たらないよう陰干し、または浴室乾燥を利用しましょう。
また、パンツは折り目に沿って干しましょう。
裾から逆さに干すと、重みでシワが伸びキレイに仕上がるためおすすめです。
4-3. アイロン方法
洗濯後、シワが気になる場合は、アイロンをかけます。
その際、必ずあて布(ハンカチ、薄めのタオル、ガーゼなど)を使用し、洗濯表記を確認してから適温でかけましょう。
あて布をせずにアイロンをかけると、熱で生地の表面がテカテカになってしまうことがあるからです。
なお、ジャケットは立体的な形やラインに合わせ、パンツは折り目に沿ってかけ、強くプレスしすぎないようにアイロンを当てていきましょう。
スーツを洗濯、乾燥、アイロンする際は、シワや型崩れをしないよう優しく取り扱うことが大切です。
それでは、洗い方について一通り知ったところで、各工程のポイントをおさらいしておきましょう。
▼洗濯前
・上下セットで洗う
・畳んで洗濯ネットに入れてから洗う
▼洗濯時
・水温は30℃以下
・洗濯コースは「弱」「手洗い」「ソフト」など
・脱水は短く1分程度
・乾燥機能を使用しない
▼アイロンがけ
・洗濯表記を確認し適温でかける
・必ず当て布を使用する
5. 洗えるスーツに関するQ&A
この章では洗えるスーツに関するよくある質問に答えていきます!
Q1.洗えるスーツは普通の洗剤で洗ってもいい?
A.デリケート素材が洗える中性洗剤を選んでください。
一般的な洗剤は弱アルカリ性で洗浄力が強いため、生地にダメージを与えてしまう可能性があります。
Q2.スーツは毎日洗ってもいい?
A.着るたびに毎回洗ってしまうと、繊維が傷み、寿命を縮めてしまう恐れがあります。
洗えるスーツだとしてもスーツを洗う頻度は、基本的に1シーズンに2~3回程度、汗をかく夏で月に1~2回を目安にしましょう。
Q3.洗濯不可のスーツは洗える?
A.洗濯不可のスーツは洗濯機で洗えません。
スーツの生地にはウールやキュプラ(上着の裏地で使われるコットン素材)といった天然素材が多く配合されているため、洗濯不可のスーツを洗う際は必ずクリーニングに出してください。
Q4.洗えるスーツはどうやって確認する?
A.洗濯絵表示を確認しましょう。
桶のマークの中に×や手のマーク、「手洗イ」の文字がなければ、洗濯機で洗うことができますよ。
Q5.洗えるスーツと普通のスーツは何が違う?
A.普通のスーツ(家庭洗濯不可のスーツ)と洗えるスーツは生地・縫製が違います。
洗えるスーツはスーツの耐久性が高く、水に濡れても型崩れしにくい特徴があります。
Q6.おすすめの洗えるスーツが知りたい
A.SUIT SQUARE(スーツスクエア)では、スペアパンツ付きの洗えるスーツを紹介しています。
ツーパンツスーツは、2本のパンツを交互に穿くことで着用ダメージが軽減。結果としてスーツ自体を長持ちさせることができますよ◎
▶洗えるツーパンツスーツはこちらをチェック
Q7.洗えるスーツが安っぽく見えないか心配
A.洗えるスーツというとポリエステル素材で作られることが多く、見た目が気になってしまうことも…。
最近では、特殊な加工によりウールが50%配合されているけど洗える、といったスーツも出てきているためウール混の洗えるスーツをチェックしてみましょう!
Q8.安い洗えるスーツが欲しい
A.SUIT SQUARE(スーツスクエア)ではコスパ抜群の洗えるスーツを21,890円~ご用意!
▶コスパ抜群の洗えるスーツはこちらをチェック
6. まとめ
この記事では、おすすめの洗えるスーツと、洗えるスーツの知識を紹介してきました。
最後に、これらについてもう一度まとめます。
おすすめの洗えるスーツ
- もう一度1. おすすめの「洗えるスーツ」12選を見る
おすすめの洗えるスーツ
- 洗えるスーツかどうかは洗濯表示で確認する
- 洗う頻度は1シーズンに2~3回、汗ばむ夏は月に1~2回を目安にする
- 洗う際は、手順やポイントを守り、優しく取り扱う
洗えるスーツを正しく取り扱って、より快適にスーツスタイルを楽しんでくださいね!
定番のブラックは一着あると安心。適度なストレッチ性も◎