スマートカジュアルが求められる場所に出かけることになった場合、何を着ればいいか分からない方が多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では
- スマートカジュアルはどういう服装をすればいいか
- そもそもスマートカジュアルとはなにか
- スマートカジュアルのおすすめコーデ
をご紹介します。スマートカジュアルの服装の悩みを解決して、当日は自信をもって会場に向かってくださいね。
Outline
1. 男性のスマートカジュアルはドレスコードの一つ
スマートカジュアルはドレスコード(服装規定)の一つです。ドレスコードは大まかに格式の高いものから順に
- フォーマル(正装・正礼装)
- セミフォーマル(準礼装)
- インフォーマル(略礼装)
- スマートカジュアル
の4種類があります。このドレスコードの中でスマートカジュアルは最もカジュアルな服装です。
スマートカジュアルが求められる場としては、結婚式の二次会や高級レストラン、同窓会、社内イベントなどがあります。
ドレスコードとして「スマートカジュアル」の記載がある場合はスマートカジュアルの服装をしていきましょう。
2. スマートカジュアルで準備するアイテム
男性のスマートカジュアルの基本はジャケットにパンツを合わせたジャケパンスタイル。
スマートカジュアルは幅広いシーンで使えるスタイルなので、基本の着こなしを押さえておくと便利です。
スマートカジュアルの基本の着こなしのために
- テーラードジャケット
- 襟付きシャツ
- スラックス(パンツ)
- シューズ
を準備していきましょう!
2-1. テーラードジャケット
テーラードジャケットはスマートカジュアルで、きちんと感を演出できるマストアイテムです。選ぶ際のポイントはスーツ見えする光沢のある生地を避け、光沢がない生地を選ぶ事。
また、サイズ感は適度にスマートなシルエットで、自分の体にフィットしたものを選びましょう。
ベーシックカラー(ブラック・ネイビー・グレー)は色合わせがしやすいので、コーディネートするシャツやパンツの選択肢が広がりますよ。
・光沢がない生地
・適度にスマートなシルエット
・ブラック、ネイビー、グレーのベーシックカラー
関連商品をチェック!
2-2. 襟付きシャツ
スマートカジュアルのコーデは襟付きのシャツが定番。仕事で着用するようなビジネスシャツよりも、コットン100%シャツのような光沢感の少ないシャツがおすすめです。
白やサックスブルー、ピンクといった薄い色味だとコーディネートに合わせやすいですよ。ストライプ・チェック柄といった柄の入ったシャツに挑戦するのも◎
また、ネクタイは締めなくてもOK!ボタンダウンシャツやホリゾンタルカラーを選ぶと、ノーネクタイでも襟元が綺麗に見えます。
・コットン100%のような光沢感の少ない生地
・白やサックスブルー、ピンクといった薄い色味
・無地はもちろんストライプ・チェック柄も◎
・ボタンダウンカラー・ホリゾンタルカラーは襟元が綺麗に見える
ジャケットの下はポロシャツやTシャツもOKな場合が多いですが、不安な場合は襟付きシャツを着用すれば間違いないです。
関連商品をチェック!
2-3. スラックス(パンツ)
スラックス(パンツ)はクリースライン(パンツの折り目)の入ったスラックスを選ぶときれいめな印象に。もう少しカジュアルに寄せたい場合はコットンパンツやチノパンを選ぶと◎
また、スラックスは裾の長さがポイント。裾は直立した際、シューズに裾が乗らないノークッションがおすすめです。
・きれいめな印象にしたい場合はクリースラインの入ったスラックス
・カジュアルに寄せたい場合はコットンパンツやチノパンツ
・ブラック・ネイビー・グレー・ベージュなどが使いやすい
・靴に裾が乗らないノークッションがおすすめ
関連商品をチェック!
2-4. シューズ
シューズはきれいめな印象の靴を選びましょう。
紐靴でも大丈夫ですが、こなれ感のあるローファーやモンクストラップがおすすめ。
また、よりカジュアルな雰囲気にしたいならレザー素材のスニーカーもOKです。
・きれいめな印象の靴を選ぶ
・こなれ感を出したいならローファーやモンクストラップ
・カジュアルな雰囲気にしたいならレザー素材のスニーカー
関連商品をチェック!
2-5. 控えたほうがいいアイテム
スマートカジュアルはドレスコードの一種なので、あまりにカジュアルすぎるアイテムは避けたほうが安心です。
- 半ズボン
- ダメージデニム
- タンクトップ
- ビーチサンダル
上記のアイテムは、スマートカジュアルの際は控えておきましょう。
スマートカジュアルで準備するアイテムを紹介しましたが、かなり選択肢がありますよね。
こちらで紹介したアイテムの組み合わせるポイントを次の章でご紹介します!
3. スマートカジュアルのコーデポイント
スマートカジュアルのポイントはきれいめアイテム:カジュアルアイテムの割合を、7:3くらいにすること。
組み合わせたアイテムの中で、きれいめアイテムが少し多いというレベルで大丈夫です。
きれいめ:ジャケット・スラックス(パンツ)・紐靴
ややきれいめ:襟付きシャツ・コットンパンツ・ローファー・モンクストラップ
ややカジュアル:ポロシャツ・襟なしシャツ・ドローコード(紐)付きパンツ・レザースニーカー
カジュアル:Tシャツ・ニット・デニムパンツ・キャンバススニーカー
上記に記載の、きれいめ・ややきれいめアイテムを少し多めにコーディネートに取り入れてみましょう。
スマートカジュアルのコーディネート例
【左画像】
きれいめアイテム:ジャケット・スラックス・紐靴
カジュアルアイテム:ポロシャツ
【右画像】
きれいめアイテム:ジャケット・襟付きシャツ・ローファー
カジュアルアイテム:デニムパンツ
この基準をベースに組み合わせるアイテムを選ぶと、コーディネートが組みやすいですよ。ぜひ実践してみましょう!
4. 季節別スマートカジュアルのおすすめコーディネート
この章では着用する季節別、おすすめスマートカジュアルのコーディネートをご紹介します。
コーディネート別のおすすめシーンも記載していますので、チェックしてみてくださいね。
4-1. 春におすすめ
ブラックのダブルジャケットにグレーのグレンチェックパンツを合わせた、モノトーンコーディネート。
足元はローファーにして、春らしい軽やかさをプラスしています。
白の襟付きシャツにベージュのチノパンツを合わせた、明るい色合わせのコーディネート。手持ちのカーディガンで温度調整も◎
4-2. 夏におすすめ
ブルーのジャケットにライトグレーのコットンパンツを合わせた爽やかなコーディネート。
ブルーのポロシャツをインナーにして、カジュアルさと清涼感をプラスしています。
グレーのポロシャツにベージュのコットンパンツを合わせた夏にぴったりなコーディネート。
ポロシャツの裾をパンツにいれることによって、きちんと感を増しています。
4-3. 秋におすすめ
ネイビーのダブルジャケットに白のコットンパンツを合わせたコーディネート。
黄色のシャツをアクセントにした、洒落感たっぷりなコーディネートです。
ネイビーのジャケットにベージュのドローコード付きパンツを合わせたコーディネート。ポロシャツの裾を出すと少しラフな着こなしに。
4-4. 冬におすすめ
襟付きシャツ+チルデンニットに、細身のパンツを合わせたコーディネート。シャツにニットを重ねることで防寒性も備えています。
ブラウンのジャケットにデニムパンツを合わせたコーディネート。
タートルネックニットとチェスターコートを組み合わせて、きれいめな印象に仕上げました。
5. 年代別スマートカジュアルコーデポイント
この章では、年代別のスマートカジュアルコーデのポイントを解説します。
基本のコーデを着てみてもしっくりとこない場合は、年代別のコーディネートポイントも意識してみてください。
5-1. 20代は爽やかな色・きれいめアイテム中心に
20代は大人っぽさを出しつつフレッシュ感もあるコーディネートがおすすめ。20代らしいフレッシュさを出していきましょう。
爽やかな色やきれいめアイテム中心にコーディネートを組んでみると、大人っぽさはありつつ20代らしいフレッシュ感のある着こなしに仕上がります。
5-2. 30代は色や柄でこなれ感をプラス
30代は落ち着いた大人らしさがありつつ少しこなれ感のあるコーディネートがおすすめ。
色や柄でコーディネートにアクセントを入れると、大人らしさはありつつこなれ感のある着こなしに仕上がります。
5-3. 40代はきれいめをベースにアースカラーを取り入れる
40代は年齢に合わせた大人の余裕や落ち着きを見せるようなコーディネートがおすすめ。
きれいめアイテムをベースに、落ち着き感のあるアースカラー(ベージュ・ブラウン・カーキ)のアイテムを取り入れると大人の余裕を感じる着こなしに仕上がります。
5-4. 50代は品の良さとエレガントな雰囲気を演出
50代は豊富な人生経験によってにじみ出てくる品の良さや、エレガントな雰囲気を感じさせるコーディネートがおすすめ。
ウールやコットンといった天然繊維を使用したアイテムや、ほどよくゆとりのあるサイズ感のアイテムを取り入れると、品の良さやエレガントな雰囲気を感じさせるコーディネートに仕上がります。
6. 男性のスマートカジュアルに関するQ&A
この章では男性のスマートカジュアルに関するQ&Aをご紹介します。
Q1. 男性のスマートカジュアルって?
A. スマートカジュアルはドレスコード(服装規定)の一つ。ジャケット+パンツが基本のスタイルです。
Q2. スマートカジュアルでNGな服装は?
A. 半ズボン、ダメージデニム、タンクトップ、ビーチサンダルといったカジュアルすぎるアイテムは避けましょう。
不安な場合は、向かう予定のレストランや会場に問い合わせてみても大丈夫です。
Q3. スマートカジュアルはジャケットは必要?
A. 基本的にジャケットがあったほうが安心ですが、夏は暑さを我慢してジャケットを着用する必要はありません。
ジャケットを着ない場合はシャツやポロシャツを着用して、きちんと感をプラスしましょう。
Q4. スマートカジュアルはいつ着る?
A. スマートカジュアルが求められる場としては、結婚式の二次会や高級レストラン、同窓会や社内パーティーなどがあります。
ドレスコードとして「スマートカジュアル」の記載がある場合は、スマートカジュアルの服装をしていきましょう。
Q5. スマートカジュアルはネクタイは必要?
A. スマートカジュアルは基本的にノーネクタイで大丈夫です。ボタンダウンシャツやホリゾンタルカラーを選ぶと、ノーネクタイでも襟元が綺麗に見えますよ。
Q6. スマートカジュアルとビジネスカジュアルの違いは?
A. スマートカジュアルはドレスコードに対して、ビジネスカジュアルは仕事で取引先や社外の人に会う時に失礼にならない服装です。
ビジネスカジュアルもジャケット+パンツスタイルが基本となり、襟付きシャツやポロシャツやスラックスなど、きれいめなアイテム中心にコーディネートする形になります。
7. まとめ
いかがでしたか?最後にもう一度スマートカジュアルについて確認しましょう!
- スマートカジュアルはドレスコードの一つ
- 基本はジャケットにパンツを合わせたジャケパンスタイル
- きれいめアイテムを少し多めに取り入れる
- ノーネクタイで問題なし
ご紹介したポイントやコーディネートを参考に、スマートカジュアルにチャレンジしてみてくださいね。