リュックと言えば、スポーツシーンやカジュアルスタイルに使うもの! と、お考えのみなさま・・・ちまたでは、仕事の場でも使える「ショエル(背負える)ビジネスバッグ」が流行中です。まだ、ブリーフケースを手放したことのない、リュック初心者の方にも分かりやすいよう、スーツに似合うビジネスリュックの選び方を解説いたします!
1. そもそも、スーツ姿に似合う鞄ってどんなもの??
ちょっぴりハードルが高そうな、ビジネスリュックに手を伸ばす前に・・・
メンズのビジネスバッグについて、基本のキをおさらいしておきましょう。
1-1. ビジネスシーンにマッチする上品なデザイン
「仕事用」「スーツと好相性」が大前提ですから、華美なデザインはNG。スタッズやチャームなど、余計な装飾のない、すっきりシンプルなルックスが好ましいです。
まだまだビジネスウエアに不慣れなリクルート&フレッシャーズには、スーツに違和感なく合うブリーフケースがおすすめ。かっちりとしたスクエア型が、好印象を与えます。
ブリーフケースをしっかり使いこなしているベテランビジネスマンは、ジャケパンスタイルにも似合うトートバッグやリュックを追加して、先輩の余裕をオシャレでアピールしても良いかもしれませんね。
1-2. シックなカラー&チープに見えない素材
カラーは、ブラック、ネイビー、グレー、ブラウンなど、スーツのカラーとしてもお馴染みの落ち着きのあるシックな色合いがオススメ。色選びに迷った時は、普段身に付けているシューズやベルトとリンクさせるのが良いと思います。
ナイロン派とレザー派に分かれる素材選び。デイリーにガシガシ使う方は、軽量で耐久性に優れたナイロン系がおすすめ。表面に自然なツヤがあれば高級感UPしますが、テカテカし過ぎているとチープに見える恐れアリなのでご注意を。貫録ある大人の男を演出して、ここぞとキメたい時はレザー系が◎ こまめなお手入れが必要なのですが、経年変化を楽しめ、じっくり育てていくというのは魅力のひとつ。
ちなみに、、、ナイロンのボディーに持ち手やパイピングにレザーを使用したハイブリットタイプも人気です。TPOに合わせてお好みでチョイスしてみてください。
オールレザー製で貫録ある大人の男を演出
「ナイロン×レザー」のハイブリットタイプ
1-3. たっぷり入る収納力と高い機能性はマスト
仕事用荷物⇒
パソコン、バッテリー、ケーブル、タブレット、手帳、ペンケース、名刺入れ・・・など
プライベート用荷物⇒
財布、スマートフォン、ハンカチ、歯ブラシ、フレグランス、水筒、傘・・・など
特に、外出の多いビジネスマンは、日々持ち歩くものがたくさんありますよね。荷物がたっぷり入る大容量サイズであることは絶対条件です。さらに、広ーいバッグ内で小物類が迷子にならないように、細かなポケットや仕切りがあることも重要。
複数のポーチで小分けにしても良いのですが、この中身なんだっけ?? というフラストレーションの原因になるおそれも。スマートに荷物を取り出すために、バッグのファンクションに頼りましょう!
2. では、ビジネスリュックを選ぶポイントは??
ビジネスリュックの人気は、自転車通勤のシティ派ビジネスマンからじわじわ高まってきました。両手の自由度が高まるから、出張であちこち飛び回る忙しいビジネスマンにも人気だとか。では、ビジネスリュックを選ぶ時、どこに注意すれば良いのか。失敗しないためのチェックポイントをご紹介します。
2-1. かっちりスクエア型
ブリーフケースのようなかっちりフォルム。
スマート&シンプルデザイン
バリバリ働く男の背中には、カチッとしたスクエア型がお似合いです! ブリーフケースを思わせるような端正な顔立ちなら、カジュアル感控えめでビジネスシーンにも溶け込みます。そして、フニャっと変形するソフトなタイプよりも、スクエアフォルムがしっかりキープされてるカチッとした作りのものを選びましょう。
2-2. ブリーフケースにもなる2WAY・3WAYタイプ
外出先で「リュ、リュック??」という視線を感じるのが不安・・・という方は、いつものブリーフケースに変身する2WAY・3WAYタイプを選んでおくと良いでしょう。背面のパッド部分にリュック用ショルダーが収納できて、横長スクエアのブリーフケースとして手持ちできるように作られているモデルがあります。さらに、ショルダーストラップも付属されていて肩掛け・斜め掛けできる優れモノも!
2-3. 出張にもジムにも行ける大容量サイズ
せっかく背負えるのだから、多少荷物が重たくても大丈夫! たっぷり入る大容量サイズがおすすめ。仕事道具も着替えも一つにまとめられるから、出張時や、仕事帰りのジム通いに役立つはず。これで「ブリーフケース+キャリーケース」のわずらわしいバッグの2個持ちが回避できちゃいますよ。
底の部分に見慣れぬファスナーが!? 開けてみると・・・
なんと、シューズが入る仕様に! 仕事帰りにそのままジムへGO!
2-4. かゆいところに手が届く機能性
リュックだからこその特徴も。背中のクッションパッドに便乗して、パソコンやタブレット専用のスペースが設けられているタイプが多く見られます。すぐ仕事に取り掛かれるよう、荷物の取り出しやすさも考慮されていて便利です。
大事なガジェット類は、振動だけでなく水分からも守りたいもの。急に雨が降っても、飲み物をこぼしてしまっても大丈夫なように、撥水機能が付いているとベターです。
背中にいちばん近い、薄い収納部分・・・
パソコンが収納できるスペースになっています。
3. お気に入りが見つかるおすすめブランド4選
ビジネスリュックを取り扱っているおすすめブランドをご紹介します。ビジネスリュック選びの参考にしてみてください。きっと、お気に入りのアイテムが見つかるはず!
3-1. TUMI(トゥミ)
1975年の創業以来、優れたデザインと卓越した機能性を追求。TUMI(トゥミ)は、ビジネスバッグ、キャリーケースをはじめとするグローバルなライフスタイルブランドです。
3-2. Felisi(フェリージ)
1973年に、イタリアのフェラーラで、小さな革工房から スタートしたFelisi(フェリージ)。 手づくりのぬくもりとモダンな洗練をたたえた、バッグ・革小物ブランド。ベジタブルタンニンなめしのナチュラルレザーや上質なナイロンなど、 厳選された素材を使用し、ひとつひとつが職人の手作業により丁寧に作り上げられています。
3-3. PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)
本質を知り、優雅さを求める成熟した大人のためのブランド、PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)。クリエイティブディレクターは干場義雅。高品質な日本製のバッグや財布などを取り扱っています。
3-4. PORTER (ポーター)
吉田の技術と伝統をいかした吉田カバンのメインブランドPORTER (ポーター)。ホテルなどでお客様の鞄を預かるポーターという職業が 常に鞄に触れ、最も鞄の良さを知る者と考え、ブランド名に起用されています。
4. まとめ
数年前までは「ビジネス=ブリーフケース」が定番でしたが、ここ最近では、トートバッグやリュックの支持も高まっているようです。デザインの選択肢が広がるって嬉しいことですよね。だからこそ、重要なのがTPOに合わせてバッグを使い分けられる柔軟性。オシャレは、現代のビジネスマンに求められるポイントの1つなのかもしれません。ただ、この記事を読んで、きちんとポイントをおさえておけば大丈夫! これから、ビジネスリュックを背負って、アクティブな毎日を過ごしてみませんか。
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