冬場必ずと言っていいほど必要となるビジネスコートは、ただの防寒としての役割はもちろん、冬のコーディネートの主役級アイテムでもあります。
そこで今回は、かっこいいコートスタイルが叶う人気の定番コート、スーツに合わせたコートの選び方と注意点をご紹介します。
寒さもおしゃれもしっかり対策して、冬のコートスタイルを楽しみましょう!
1.定番のスーツに合うコート
この章では、羽織るだけコートスタイルが決まる、人気の定番コートを2種類ご紹介します。
コート選びに迷ったら、まずこのコートをご検討ください!
1-1.ステンカラーコート
ステンカラーコートとは襟部分の後側が高く、前側に低い襟が特徴のコートです。
首元までボタンを閉めることができるため、防風性、防寒性に優れています。
▼色別ステンカラーコートの着こなし
肩が落ちた形状の袖と、裾にかけて広がっていくAラインデザインで、楽な着心地と、リラックス感のあるシルエットです。
特徴的な襟部分は、顔周りをスッキリとさせ、小顔効果も演出でき、ビジネスコートとして長年人気なデザインとなっております。
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1-2. チェスターコート
チェスターコートとは、ラペル(下襟)の付いたスーツジャケットと近いディテールで、フォーマル感の高いコートです。
クラシカルな雰囲気のあるチェスターコートは、品のあるきれいめなコートスタイルを演出してくれます。
▼色別チェスターコートの着こなし
肩から裾にかけてストレートラインのIラインデザインは、すらっとした印象で、羽織るだけでスタイルが良く見えます。
マフラーなどの小物と合わせて、よりおしゃれに着こなすこともできます。
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- ステンカラーコート⋯防寒性、着心地に優れ、ゆったり感のあるAラインシルエットのコート
- チェスターコート⋯高級感、フォーマル感を演出した、スマートなIラインシルエットのコート
今回の定番2種類以外にも、コートには様々な種類がございますので、他のコートも知りたい方は「【コートの種類】メンズのコート&アウターおすすめ10選」もご覧ください。
次に、スーツに合わせるコートを選び方についてご紹介します。
2.ビジネスシーンに合うスーツ用コート選び方
この章では、ビジネスシーンに合わせたコートの選び方について解説します。
着用する環境や、今持っているスーツとどんなコートが相性がいいか、参考にしてみてください。
2-1. 色
コートの色は1着目の場合、ネイビー、グレーのベーシックカラーでしたら、どんなスーツに合わせやすいです。
色を選ぶ際は、手持ちのスーツとの色合いのバランスを大切にしましょう。
スーツに近い色味のコートを選べばコーディネートに馴染みやすく失敗しません。
また、暗い色味は重たい印象になると感じる場合には、少し明るい色味を合わせるのもおすすめです。
2着目以降のコートには、ベージュ、ブラウン、カーキなどトレンドのアースカラーもおすすめです。
2-2. 素材
コートの素材は、主にウール・コットン・化繊素材(ポリエステルやナイロン)の3種類があります。
素材 | 特徴 |
ウール | 保温性が高く、生地に高級感があり、 おしゃれに着こなしたい方へおすすめ |
コットン | 軽くハリコシがあり、コンパクトに畳めるため、 電車や外出先で着脱が多い方へおすすめ |
化繊素材 | 雨雪や風など気候や気温の変化に対応しやすく、 優れた防風性と撥水性を求める方へおすすめ |
よりビジネスでの実用性を求める際は、環境や使用シーンなどの目的に合わせて素材を選んでみましょう。
素材に対して特にこだわりが無い場合は、ウール素材が色柄の種類が多く、カジュアル服とも合わせやすくおすすめです。
コットンや化繊素材のコートには、保温性を高めるため、内側にライナーが付いている場合もありますので、チェックしてみましょう。
3.スーツに合わせるコート選びの注意点
この章では、コートを選ぶ際に注意しておきたいポイントを2つご紹介します。
3-1. 柄×柄
コートの柄を選ぶ際は、スーツの柄とコートの柄の合わせ方に注意しましょう。
両方ともはっきりしたデザインを合わせてしまうと、コーディネートのバランスが悪くなってしまいます。
ストライプ柄×チェック柄のような、柄と柄を組み合わせは避けしましょう。
コートの柄は、無地、ストライプ、チェック柄などがあり、柄のデザインは派手でなければ、ビジネスでは問題ありません。
3-2. 着丈が短すぎる・長すぎる
着丈が短くジャケットの丈が出てしまったり、逆に長すぎてしまう着丈のものは、見た目のバランスが悪くなってしまいます。
着丈の長さは、ひざ上丈くらいの長さがベストです。
お尻がすっぽりと隠れ、ジャケットの丈が出ない長さのものを選びましょう。
カジュアルシーンではオーバーサイズの着こなしが流行していますが、カッチリとしたビジネススーツの現場では避けましょう。
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4. まとめ
いかがでしょうか。
最後に、改めてスーツ用コートのポイントについてまとめます。
- ステンカラーコートとチェスターコートがおすすめ
- シックなベーシックカラー、柄はスーツの柄と調整する
- 素材は、目的と使用するシーンに合わせて選ぶ
- 着丈は、お尻が隠れるくらいのひざ上丈くらいの長さ
スーツに合ったコートを着こなし、寒い季節をおしゃれに乗り切りましょう!