肌寒い季節の就職活動ではコートを着る機会もあると思いますが、
- リクルートスーツに相応しいコート
- 企業に訪問時のコートのマナー
があることをご存じでしょうか?
この記事では、就職活動時に知っておくべきコートのマナーから、スーツに合うおすすめのコートをご紹介します。
訪問時に正しい立ち振る舞いで、スーツに合ったコートを身に着けスマートに冬の就職活動に臨みましょう!
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1.就活時のコートのマナー
この章では、就職活動で知っておきたいコートのマナーについてご紹介します。
1つ1つの細かな所作が大切ですので、しっかり押さえておきましょう。
就職活動でおすすめのコートは次の章で解説
①コート着脱のタイミング
コートは、面接会場、会社に入る前に脱ぐのがマナーです。
理由としては、コートに付いたホコリを会社内に持ち込まないようにするためです。
また、退室時にコートを着る際も、会社を出てから着るのがマナーです。
室内ではコートを着ないことを意識しましょう。
手袋やマフラーなども同様に室内では身に着けないようにしましょう。
②コートの持ち方&畳み方
脱いだコートは片手に掛けるように持つとスマートに見えます。
また、コートはしっかり畳みくしゃくしゃにならないよう注意しましょう。
- 襟を立て、両肩部分に手を入れる
- 手のひらを合わせ、内側にくるりと折り返す
- 前身頃を、後ろ身頃に合わせ形を整える
- 上下2つ折りにして腕に掛ける
コートを裏返して畳む理由は、入口でコートを脱ぐのと同様で、コートの表面に付いたホコリを落とさないためです。
③着席時のコートを置く場所
着席時には畳んだコートをコンパクトになるよう3つ折りにし、カバンの上におきましょう。
この時、コートが地面に付かない注意です。
なお、コートをひざの上に置いたり、椅子の背もたれに掛けるのは、あまりいい見た目ではないため避けましょう。
- 面接会場、会社に入る前にコートは脱ぐ
- コートはきれいに畳み片腕に掛ける
- 着席時は地面に付かないようカバンの上に置く
- 面接会場、会社を出てからコートを着る
次の章では、そんな就職活動におすすめのコートデザインについてご紹介します!
2.就活スーツにおすすめのコートデザイン
この章では、就職活動時におすすめのコートをご紹介します。
スーツに合うポイントを押さえておりますので是非参考にしてみてください。
①トレンチコート
トレンチコートは、もともとイギリス軍の軍用コートとして着用され、細部に施された細かなディテールが特徴です。
ビジネスマンからの人気が熱く、愛用者も多くおり、クラシカルなデザインでスーツとの相性は抜群です。
ウエスト部分にベルトが付いており、ベルトを絞ることでウエストがシェイプされ、きれいなシルエットを演出できます。
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②ステンカラーコート
ステンカラーとは襟部分の後側が高く、前側に低い襟が特徴のコートです。
肩が落ちた形状のラグランスリーブと、ゆったりとしたAラインデザインで楽な着心地と、リラックス感のあるシルエットを演出できます。
首元までボタンを閉めることができるため、防風性、防寒性に優れています。
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③チェスターコート
チェスターコートとは、スーツジャケットと近いディテールで、フォーマル感の高いコートです。
すらっとしたシルエットのデザインは羽織るだけでスタイルが良く見えます。
ビジネスだけでなく、カジュアルなシーンでもコーディネートがしやすいのもポイントです。
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コートの価格は1~3万円くらいが相場になります。
次の章では就職活動ではどんなコートを選べばいいか、より具体的にご紹介します。
3.どんなコートを選べばいいの?
この章では、コート選びのポイントをご紹介します。
コート選びで迷った際に参考にしてみてください。
①おすすめカラー
色味はスーツに合わせて、黒、ネイビー、グレーなどのシックな色味を合わせるのは定番です。
また、シックな色味は暗く重たい印象になると感じる場合には、ベージュもおすすめです。
ベージュのトレンチコートやステンカラーコートは、ビジネスでも多く見られます。
②素材
コートの素材は、主にウール・コットン・化繊素材(ポリエステルやナイロン)の3種類があり、それぞれに特徴があります。
素材 | 特徴 | 主なコートデザイン |
ウール | 保温性が高く暖かい | チェスター、トレンチ、ステンカラー |
コットン | 軽くハリコシがある | トレンチ、ステンカラー |
化繊素材 | 防風性、撥水性が高い | トレンチ、ステンカラー |
なお、畳みやすいという点で、就職活動では、コットン、化繊素材のコートがおすすめです。
③機能
機能性として、撥水性やライナー付きのコートを選ぶといざという時に役立ちます。
撥水性があるコートは雨や雪に強く、スーツへの浸水を防ぐことができる安心感があります。
また、ライナー付きのコートは、ライナーを外して春先まで使用できますのでおすすめです。
④就活ではNGなコート
就職活動ではカジュアルな印象になるため、ダウンジャケットは避けましょう。
また、スーツの着丈と同じくらいのコートやアウターもカジュアルな印象になります。
着丈はお尻が隠れるくらいまでの丈間のものを選ぶとスーツと相性も良くスマートな見た目になります。
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4. まとめ
最後に改めて、就職活動でのコートマナーとおすすめのコートについておさらいです。
就職活動でのコートマナー
・面接会場、会社に入る前に脱ぎ、室内で着用しない
・脱いだコートはしっかり畳んで片手に掛けるように持つ
・着席時にはコートをコンパクトにし、カバンの上に置く
就職活動でおすすめのコート
・トレンチ、ステンカラー、チェスターがおすすめ
・黒、ネイビー、ベージュのウール・コットン・化繊素材
・撥水機能は雨雪に強く、着脱ライナー付きなら春先も使用可能
いかがでしょうか。
寒い季節もしっかりコートを着こなし、就職活動に臨みましょう!