ダウンジャケットは、実用性を重視してファッション性は二の次・・・なんて思っている方も多いのではないでしょうか? コチラでは、上品に着こなせるダウン選びのコツと、コーディネートをご紹介します。通勤にも、子どもの送り迎えにも、休日カジュアルなど、いろんなシーンでオシャレに着回して、この冬を暖かく乗り切りましょう!
1. ダウンジャケット選びのコツ
上品でおしゃれなコーディネートを完成させるには、まず、アイテム選びが重要です。「どんなダウンジャケットを買おうかなぁ?」と悩んでいる方はぜび、コチラを参考にしてみてください!
1-1. デザイン
ヒップが隠れるくらいの「ロング丈」
スポーティーになりがちなダウンジャケットをエレガントに着こなしたい大人の女性には、「ロング丈」デザインがおすすめ。ヒップがちょうど隠れるくらいの丈感なら、風の侵入が防ぎやすく、防寒性もより高まります。さらに、ウエストのシェイプが効いた、シルエットの綺麗なものを選べば、都会的な上品さが感じられるハズ!
1-2. 色
「ブラック系・ネイビー系・ベージュ系」など、コーディネートしやすく、着回しやすいベーシックなカラーを選ぶのがおすすめ。さらに、Tシャツのように気軽にお洗濯できないダウンジャケットは、汚れが目立ちにくい色選びも大切です。
1-3. 素材
定番のナイロン系素材。テカテカしないマットな素材。
ウール系の生地を使うとリッチな気分☆
ダウンジャケットの表地には、ナイロン系の生地を使用する場合が多く見られます。ナイロン系生地の場合、テカテカ光らない、ややマットな生地感がおすすめです。高級感がアップしてタウンウエアとして着回しやすくなります。他には、スーツにも使われるようなウール生地を使用しているブランドもあるようです。
1-4. ダウン&フェザー
「ふわふわ」のダウン
「ザ・羽根」のフェザー
ダウンの品質を比較するうえで中綿の「混率」が1つの基準となります。一般的に「ダウン」と「フェザー」が中綿として使用されています。
ダウンとは・・・
タンポポの綿毛のようにふわふわとしたものです。柔らかく繊細な形状からダウンボールとも言われています。
フェザーとは・・・
鳥の羽根と言えば!!…と、言われて思い浮かぶあのザ・羽根です。中央に軸があり、両側に柔らかい毛が広がっているものです。
ダウンの割合が増えるほど、かさ高で柔らかくなる。
フェザーの割合が増えるほど、硬く重くなる。
と言われていますが、一般的には「ダウン:フェザー=7:3」程度の比率であれば、十分暖かく着られるダウンジャケットと言われています。ちなみに「ダウン:フェザー=9:1」は黄金比率と呼ばれており、高級ダウンジャケットで採用されています。
1-5. サイズ
中は着込みすぎない!ダウンジャケットはジャストサイズを!
ジャストサイズの方が、腕周りや、ウエスト周りがすっきり見える!
冬場の厚着を考えて、コート類は大きめサイズを選んでしまいがちです。しかし、ダウンジャケットの場合は、トップスとの空間があきすぎない、ピッタリめなサイズ感がおすすめ。ダウンジャケットならではの保温性を最大限に感じるためには、中に厚着しないでジャストサイズで着用するのがベストだそうです。細身のサイズ感にしておけば、ダウンジャケット特有の着膨れ感も軽減されて一石二鳥♪
また、通勤用のダウンジャケットを選ぶ際には、ジャケットの上から着用できることを確認しておきましょう。「ジャケット×コート」の着用感は、ニットの上から羽織る感覚とは異なります。試着する際にもジャケットの上から羽織ってシュミレーションする事を忘れずに!
関連記事:ダウンジャケット以外のコートの種類について詳しく知りたい方はこちら「【コートの種類】レディースのコート&アウターおすすめ10選」をご覧ください。
2. カラー別コーディネート集
こちらでは、「ベージュ系」「ネイビー系」「ブラック系」の人気の3色に分けて、コーディネートをご紹介します。お手持ちのアイテムを想像しながらイメージを膨らませて、ぜひ参考にしてみてください!
2-1. ベージュ系ダウンジャケット
ブラウス×スカートのオフィススタイルにもぴったり!
ダウンのボリュームが気になるときは、足元をスッキリさせるのが◎
元々、柔らかく上品なイメージの「ベージュ系」。ダウンジャケットであっても、その雰囲気は健在です。通勤スタイルに羽織っても違和感なく、カジュアルになり過ぎることもありません。ダウンジャケットのボリュームが気になるときは、足元をスッキリさせるのがおすすめです◎
ワイドパンツ合わせでオシャレ度がぐぐっとUP!
ロング丈(コート)×ロング丈(スカート)トレンドのバランス。
↑の2つのコーディネートは、「赤」を挿し色にしています。重たく見えがちなダウンジャケットスタイルを、パッと華やかにみせてくれます。もう一つ注目したいのが、全体的なバランス。「ダウン×ワイドパンツ」「ロング丈×ロング丈」のトレンドのバランスを取り入れたコーディネートです。
クラシカルなダブルブレスト。
ロング丈ではないのですが・・・こちらもオススメです。ショート以上ロング未満のミドル丈。大人っぽいカジュアルスタイルに合わせやすい、絶妙な丈感です。ダブルブレストのデザインがクラシカルで素敵です◎
2-2. ネイビー系ダウンジャケット
スーツスタイルに合わせやすいのが「ネイビー系」。ビジネスシーンに必須な凛とした落ち着きムードが感じられます。ダウンのスポーティーな雰囲気もまた良し!
ダウンジャケット着膨れ感が嫌いな方は、↓コチラ↓をご参考に。
ボトムス・バッグ・トップスなど、鮮やかカラーのアイテムを1点取り入れてみて下さい。カラーアイテムに目線が集まれば、ダウンへの視線が分散して、見た目のズッシリ感が軽減できるはず。さらに、おしゃれ上級者さんに見えちゃう特典付き!
2-3. ブラック系ダウンジャケット
女性らしいフワフワ&サラサラスカート♪
ネイビー系のダウンジャケットよりも、ガツンと強いイメージになりがちなブラック系。裾がひらひら揺れる、プリーツスカートやフレアスカートで優しさをプラスしてみましょう。カドが取れて、まろやかな雰囲気のコーディネートに仕上がります。
タイトスカートを合わせた時は、コートの裾からちょこっと覗かせるのが今どき♪ 足元はブーツでもOKですが、「パンプス×タイツ」や「パンプス×ソックス」ですっきり見せるのもおすすめです。
引締め効果バツグンのブラック系ダウンジャケットですが、フロントをしっかり閉じたり、ベルトでウエストマークすれば、より一層スタイルアップが期待できます! アウターもカッコ良く着こなしたい、パンツスーツに合わせるのがオススメ◎
3. ダウンジャケットのお手入れ方法
デイリーケアは・・・
ブラッシングをしてホコリを落としておきましょう。こまめな手入れにより汚れの蓄積を防ぎ、いつでもキレイな状態で着用できます。
ダウンジャケットのお洗濯は・・・
ズバリ、信頼できるクリーニング店にお任せするのがベスト。洗濯表示が「手洗い不可」になっている場合が多いので、大切なダウンジャケットは、プロにお任せしましょう。仮に家庭洗濯した場合でも、中に入っているダウンやフェザーの乾燥が難しく、元通りのフワフワ感が得られなくなってしまう…ことも考えられます。
クリーニングに出すペースは・・・
ワンシーズンに1回程度。クリーニングしすぎることで、生地や中綿の劣化につながる場合もあるため、頻繁にお洗濯するのは控えた方が良いと思います。タイミングとしては、着用シーズンが終わり、保管する前にクリーニングに出すのが良いでしょう。
保管方法としては・・・
型崩れしないように、肩に厚みのあるハンガーに吊るします。畳んで収納ケースに入れたり、圧縮袋に入れて保管していると、中に入っているダウンやフェザーを痛めてしまう原因となってしまいます。一度ダウンがつぶれたり、フェザーが折れてしまうと、復活させることは困難となります。その他、気を付けるポイントは、
・クリーニング返却時のビニール袋や包装は必ず外す(カビの発生を防ぐため)
・直射日光が当たらない場所に保管(表の生地を傷めないため)
・湿度の低い風通しの良い場所に保管(フワフワ感を保つため)
・防虫剤を入れる(羽毛は虫が付きやすいため)
と、なります。お気に入りの一着を次のシーズンも気持ちよく着るために、ひと手間かけて大切に扱いましょう。
4. まとめ
ダウンジャケットを上品かつオシャレに着こなすコツを簡単にまとめると・・・
おすすめのダウンジャケット選び
・シルエットが綺麗なロング丈。
・落ち着いたベーシックカラー。
・ややマットな生地感。
・ダウンの比率が7割以上。
おすすめのコーディネートポイント
・ボトムス丈や靴など、足元はスッキリまとめる。
・全体的に重たく見えるときは鮮やかな挿し色を入れる。
・フロントを開けてカジュアルな着こなしに。
・フロントを閉じてキレイめな着こなしに。
寒い冬は、ダウンジャケットならではの機能性や実用性を十分に活用して、暖かく&オシャレにお過ごしください♪
関連記事:ダウンジャケットの中は何を着ようか迷っている方はこちら「【オフィスカジュアルコーデ】秋冬はキレイめニットスタイルが人気!」をご覧ください。
体のラインに沿うすっきりシルエットが◎