「七五三のために用意したスーツ、これっきり活躍しないのはもったいない!」と思っている方必見。実は、入園・卒園・入学式など、他イベントにも着回せるスーツがあるのです。こちらでは、七五三の基礎知識や、ママスーツのおすすめコーディネート集をご紹介します。かしこく、おしゃれに、ママスーツファッションを楽しみましょう!
▼ハレの日にもお仕事にも使える着回しスタイルをご紹介
1. 七五三とは・・・
七五三とは、11月15日に行われる、7歳・5歳・3歳の子どもの成長をお祝いする行事です。
・三歳(男児・女児):髪置(かみおき)髪を伸ばし始める儀式
・五歳(男児):袴着(はかまぎ)はじめて袴を着ける儀式
・七歳(女児):帯解(おびとき)大人の帯を締め始める儀式
上記のような風習が七五三の原型と言われていて、一般的になったのは、明治時代以降とのことです。
今どきの七五三事情として・・・
・11月15日ではなく、9~12月頃の都合の良い日に行っている。
・数え年の7・5・3歳ではなく、満年齢の7・5・3歳に行っている。
・男児は3・5歳、女児は3・7歳でお祝いするのが一般的だが、兄弟姉妹の年齢に合わせて前後する場合もある。
・和装だけでなく、ドレス、スーツ、キャラクター衣裳など、子供が着たい服を着せている。
・神社に行って、ご祈祷(お祓いを受けて祝詞をあげていただく)が一般的だが、参拝(お賽銭を入れてお参りをする)だけの方も多くなってきている。
・定番コースは、写真撮影(当日ではなく前撮りの場合もあり)⇒神社で参拝⇒親族との食事会。
とのことです。きっちりとした明確な決まりごとはないので、ライフスタイルに合わせてお祝いしましょう!
なお、地域によってお祝い方法が異なるようなので、不安な場合は、パパ・ママのご両親やご近所の先輩方にご相談してみてください。
2. ママの服装ルールは??
子どもの準備が整ったのも束の間、「さて、自分は何を着たらよいのだろうか??」と、新たな悩みが…そこで、ママの服装選びにおいて、おさえておきたいポイントをまとめました!
七五三のお祝いルール同様、ママの服装に関する明確なルールがありません。しかし、神社、写真館、レストランなど、TPOに合った服装マナーは、きちんと守りましょう。「和装?洋装?どちらが良いの?」という問題ですが、どちらでもOKです。小さなお子様連れの場合は、動きやすい洋装がおすすめです。そして、一番忘れてはいけないこと…主役はお子様です!
ママの服装選び(洋装)のポイント
・お子様が映えるような、上品で控えめな服装。
・スーツ(スカートでもパンツでもOK)、ワンピース、ボレロ、が人気アイテム。
・ネイビー、グレー、ベージュが人気カラー。
・素材は、ウール、ツイード、レース、サテンなど、高級感のある素材感。
・フォーマル度を高める小ぶりなハンドバッグに加えて、サブバッグも用意しておく。
・コサージュ、パール系のアクセサリーなど、控えめな装飾にする。
・ストッキングはヌーディー系カラー。
・靴はパンプス。程良いヒールがあり、履き慣れているとより良い。
・清潔感あるメイク&ヘアセットも忘れずに!
NGポイント
・デニム、ジャージ、スポーツウエアなど、カジュアルすぎる服
・キャミソール、ミニ丈スカートなど、過度な肌の露出がある服
・大ぶりなジュエリー、華美な時計など、過度な装飾品
・ミュール、サンダルなど、オープントゥタイプの靴
コーディネートが決まった際には、NGポイントに該当していないか、チェックしましょう!
3. 七五三も入卒園式もOK! ママスーツのおすすめコーディネート集
七五三はもちろんのこと、入卒園式にも着て行ける、ママスーツのコーディネートをご紹介します。スーツ選びやコーディネートの参考にしてみてくださいね!
3-1. ネイビー編
色に迷った時は、「ネイビー」を選んでおけば間違いなしです。キリッと引き締まってみえて、品が漂います。セレモニーシーンで活躍する、ホワイトパールとの相性も抜群◎
フリルブラウス×コサージュで華やかに。
ネックレスをしない時は、ブラウスでオシャレ感をプラス。
ワンピース×ジャケットもママスーツの定番。
パンツスーツ×ボウタイブラウスでマニッシュな着こなし。
3-2. グレー編
色のふり幅の広い「グレー」ですが、明るめの色合いがオススメ。華やかで、お祝いムードが高まります。黒と白をミックスした色だけあって、モノトーン系のインナーや小物類がベストマッチ。
バッグ&シューズはブラックで引きしめ。
スーツ以外は白でまとめて清楚な雰囲気に。
アクセサリーが苦手な方はビジュー付きインナーの活用を。
コサージュを外せば、そのままお仕事用コーデに変身。
キリッとしたVカラージャケットなら、お仕事用にも着回しOK!
3-3. ベージュ編
柔らかさや暖かみを感じる「ベージュ」は、優しいママを印象づけるのに最適。あわせるアイテムも、ホワイト系、ベージュ系、ペールトーンなど、淡い色合いでまとめて、全体的にソフトな印象に仕上げるのが◎
ボウタイブラウスはノーカラージャケットとも相性抜群!
着心地楽ちんなのにオシャレに見えるドッキングワンピース。
グレー×ラベンダーの淡い色合わせが綺麗。
ツヤツヤ生地のコサージュ&ブラウスで華やかに。
ホワイト→ベージュ→ブラウンのグラデーションが◎
4. 着回しアイディア集
イベントだけじゃなく、お仕事用、休日のお出かけ用コーディネートにもチャレンジ!
4-1. ツイードジャケットの着回し
①このジャケットを着回し
②ジャケット+スカートのスーツ
③ジャケット+ドッキングワンピース
④ジャケット+ブラックのテーパードパンツ
ママスーツで人気のツイード素材。上下セット以外のコーディネートがなかなか思い浮かばないツイードスーツですが、実は着回し力は高め。モノトーン、ダークカラー、シンプルデザインであれば、難なくマッチ◎ お手持ちのアイテムと、ぜひ合わせてみてください!
おすすめ着用シーン
②七五三、入卒園式、学校行事、オフィス
③七五三、入卒園式、学校行事、オフィス
④学校行事、オフィス
4-2. ノーカラージャケットの着回し
①このジャケットを着回し
②ジャケット+スカートのスーツ
③ジャケット+レースワンピース
④ジャケット+ホワイトパンツ
女性らしく、優しげな印象を与えるノーカラージャケットも、ママスーツで人気上位。コサージュやパールを足すだけで、特別感がグッと増します。小物のチェンジで、お仕事にも休日カジュアルにも着回しやすいので、1着そろえておくと便利です。
おすすめ着用シーン
②七五三、入卒園式、学校行事、オフィス
③七五三、入卒園式、学校行事、オフィス
④休日のおでかけ、オフィスカジュアル
5. まとめ
七五三だけでなく、この後も着回すことを考えてスーツをかしこく選びましょう!
・上品で程良く華やかさがあるスーツ
・入園・卒園・入学式など、他イベントにも着回せる
・できれば、お仕事や休日のお出かけにも着回せる
上記3つのポイントはちょっと欲張りかもしれないですが、おしゃれママになるための必須ポイントでもあります。キレイな姿のママになって、子どもたちの健やかな成長を見守りましょう!
パールネックレス×ラウンドカラーがとっても上品。